2010年3月29日月曜日

第四回伝統文化継承トークフォーラム





熱田神楽保存会会長で篠笛奏者の石川さんに誘われ、奥さんと一緒に伝統文化継承トークフォーラムを聞くために熱田神宮の熱田神宮会館に行って参りました。このフォーラムは、これまでに様々な国の大使をパネリストとして迎え伝統文化について対談を行うものでこれまで京都、東京、鎌倉で開催され、第四回の今日は、パネリストに駐日ウズベキスタン共和国大使のハミドゥラカラマトフ氏、熱田神宮宮司、愛知県神社庁庁長の小串和夫氏、日本舞踊葵流家元の葵七皆氏の三者と司会にTBSアナウンサーの秋沢淳子氏、通訳のマンスールバリディノフ氏(ウズベキスタン大使館二等書記官)で開催されました。僕は、名古屋大学や名古屋工業大学の色々な国の留学生の皆さんと一緒に対談を聞かせて頂きましたが、ウズベキスタンでは、日本人墓地があり地元の人々によって敬意を持って大切に管理されていたり、シルクロードについてなど様々な視点からウズベキスタンと日本との関係について知ることができました。特にカラマトフ大使が、「道は、向かい合うからこそ繋がる。文化についても日本は、逆輸入という形で海外に大きな影響を与えている。つまり、一方通行ではなく必ず
相互作用しているのだ。日本人は、謙遜するが素晴らしい文化を持っているので、ぜひ自負して頂きたい。」(できるだけ通訳の方の言葉に忠実に要約)とおっしゃっていたのが心に残りました。確かに我々日本人は、海外から影響を受けたことについて考える場面は、多い訳ですがインタラクション(相互交流)という視点についても、もっと知る必要があるのかもしれません。写真は、フォーラムの様子。


仕事が、重なりピンチヒッターをお願いした名古屋東急ホテルの結婚式の演奏も無事に終了しましたよと忙しい中、石川さんが報告してくれました~。写真:大谷さん(左)と石川さん(右)

0 件のコメント:

コメントを投稿