2012年6月22日金曜日

ランの館&御園座

頂いたカタログギフトで選んだランチビュッフェお食事券でランチをした後にランの館と御園座へ行ってきました。僕は生まれも育ちも名古屋なのですが実はランの館も御園座も行ったことがなかったのです。「灯台下暗し」ですね。ランの館はその名の通り様々な種類のランが鑑賞できる施設です。名古屋の中心地栄矢場町にあるのですが、ちょっとした庭園にもなっていて都会のオアシスといった感じで美しい植物たちに癒されました。写真のようなブルーや紫の珍しい品種のランや巨大なランの鉢植えも展示してありました。季節のアジサイも美しく咲いていました。夜にはビアガーデンもやっているとのこと。暑い夏にはビールをカーッと飲みたいですね。そして伏見にある御園座へ。初めて日本の伝統芸能歌舞伎を鑑賞してきました。御園座に初めて入ってビックリしたのは、鑑賞のお供のおやつ販売。大福、どら焼きとか三色団子、きんつば、焼き栗(試食しましたが天津甘栗ではなく自然な甘さで焼いた香ばしさがたまらない、、、。)など渋いものばかりです。妙香園のお茶も販売されていました。決してポップコーンやチュロス、アイスなどは販売されていません。何でも経験ということで試しにイモきんつばを注文して食べてみましたが、これが焼き立てホカホカで美味しかったです。和風のスイートポテトといった感じで外側のモチモチとした皮の中にお芋のあんがたっぷりで実に風味豊かなスイーツでした。BGMもお琴の曲で渋かったです。何というか風流ですね。粋です。お客さんもご高齢の方が多かったですが着物を着ていたりお洒落をしている人が目立ちました。鑑賞した演目は石川五右衛門。最後のシーンで五右衛門が宙吊りになって桜吹雪をまきながら観客席の上を渡るシーンがあるのですが、皆がこのシーンを楽しみにしていて掛け声があちらこちらから聞こえてきました。僕も「イヨッ!成田や!」なんて柄にもなく声を上げてしまいました。最初、物語の意味がわかるか心配していましたが、もともとストーリーは知っていたので何となく伝わってきて楽しめました。驚いたのが幕間の休憩時間。2回あるのですが一回目が30分で二回目が25分もあるのです。この休憩の間に食事をとることになっているのですね。幕の内弁当の由来だそうですがビックリです。他にも緞帳が何枚もあり幕前にそれぞれが一枚づつパラパラと上がるたびに緞帳の説明や出資企業のコマーシャルがあって面白かったです。このところ忙しくしておりストレスも溜まっていたので良い気晴らしになりました~。

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