2013年5月28日火曜日

コーラスアレンジ&楽譜浄書ソフト

小牧少年少女合唱団から依頼を受けて作曲した「信長公によせて」を児童合唱用にアレンジしています。最近、音源製作だけではなく楽譜でやり取りする仕事が増えてきたため、さすがに手書きの限界を感じる今日この頃。手書きの方が早いと嫌厭(けんえん)し放置していた楽譜浄書ソフトのスタンダード「フィナーレ」をバージョンアップして一から勉強です。早く打ち込めるようになりたいです。

2013年5月26日日曜日

きゃりーぱみゅぱみゅーじあむへ

仕事に追われる忙しい日々。気晴らしと息抜きを兼ねてきゃりーぱみゅぱみゅの衣装展ぱみゅーじあむを鑑賞するため 名古屋パルコギャラリーへ行ってきました。ライブやPVで使用されたグロ可愛い衣装の他、ステージセットや美術セットも展示してありました。 テレビのドキュメンタリー番組で世界から注目を集めるきゃりーぱみゅぱみゅさんが取り上げられていましたが、たくさんのスタッフさんとともに若い人達を魅了するキュートでポップな独自の世界観を作り上げる姿が印象的でした。僕もグロ可愛い衣装で演奏してみようかな? 関連ホームページ

作曲

小牧イベント市民劇の歌曲作曲が佳境。楽譜は、信長と吉乃の愛のデュエット。信長の孤独や苦悩を独白するような語りに音を付けた部分から少しづつ光が差し込み、まばゆい光に包まれるような展開になりました。

2013年5月24日金曜日

マイケルジャクソンイモータルワールドツアー

 
 
日本ガイシホールでシルクドソレイユのマイケルジャクソンイモータルワールドツアーを鑑賞してきました。総額46億円をかけ最新の機材やエフェクトを多数使用し音と映像と照明がシンクロしたスゴイショーでした。ビリージーンの曲でパフォーマーが着ていた七色に光るLED電飾スーツを着て僕も電子オルガンを演奏したいですー。
(LED電飾スーツは下記動画参照↓)

2013年5月22日水曜日

ヤバ顔!!

仕事が立て込み休めなかったのを取り戻そうと先日東京ディズニーランドと東京ディズニーシーに行ってきました。懸賞で何と二名様ご招待が当たってパスポートチケットがあったからです。スプラッシュマウンテンに乗って余裕のピースで写真撮影のはずが、この有り様。ムンクの叫びか?情けないですー。絶叫係マシンは、全て制覇しました。ショーは、ワンマンズドリーム2とビッグバンドビートを鑑賞。「観客席からは、前より良くなってる!今日のが一番いい!」という声が聞こえてきました。素晴らしかったです。

2013年5月12日日曜日

なかにし陽子さんリサイタル無事修了!!

ありがとうございました。東京日本橋三越、三越劇場で開催されたタンゴ、シャンソン、ポピュラー歌手なかにし陽子さんのリサイタルが無事修了しました。今回の公演では新しい試みに挑戦させて頂きました。前半のタンゴプログラムコーナーでバンド演奏された小松真知子&タンゴクリスタルの皆さんとアンコールで「愛の賛歌」で共演したり、タンゴクリスタルのバイオリニストの吉田篤さんに入ってもらってボサノバやストリングスアレンジの曲をより豊かなサウンドと響きにして頂きました。吉田さんとは、リハでお話をさせて頂きましたが、温厚なお人柄とは対照的に内に秘める情熱が感じられる演奏でした。
 電子オルガンやピアノを始めとするポリフォニックな楽器は、一人で何パートも同時に演奏できる反面、どうしても1パートの表現力という点では、声楽やモノフォニック(単音)楽器には劣ります。電子オルガンが演奏するストリングス部分にバイオリンに入って頂くことでどれだけの効果があるか未知数でしたがエッジの効いた艶やかさと音としての色香がプラスされ今後の可能性を感じさせる収穫がありました。
 こうした電子楽器とアコースティックのサウンドの融合は、映画音楽、テレビ等の劇版音楽やゲーム音楽のレコーディング現場では、バジェット(予算)の関係で比較的よく使われる手法ですが、リアルタイム演奏現場では少ないです。なぜなら演奏者をはじめ音響さん、舞台スタッフさんに電子楽器に対する理解がないと実現できないからです。
 今回のなかにしさんのリサイタルではオンマイクが基本のステージで、吉田さんのバイオリンもマイクで集音し、リバーブを音響さんにかけて頂きました。
 研究次第でホテルのラウンジやラジオ、デパート提供のテレフォンショッピング等でよく聞かれる101ストリングスオーケストラ、レイモンドルフェーブル、ポールモーリア、パーシーフェイス(ちと古い?)といったポップスオーケストラ、古き良き時代のスクリ-ンミュージックサウンドやカンツォーネやロシア民謡の伴奏等で聞かれるストリングスのような雰囲気ある独特なサウンドも構築できるかもしれません。

↑<レイモンドルフェーブルオーケストラの代表曲シバの女王>
↑<101ストリングスオ0ケストラによるロシア民謡「黒い瞳」>
また、音響さんとの協力次第では、ハリウッド映画のサウンドトラックのような迫力あるサウンドもリアルタイム演奏で構築できるかもしれません。
本番当日の合わせ練習のみでしたが、さすが皆さんプロ。短い時間で仕上げて下さいました。タレントのデヴィ夫人や女優の音無美紀子さんら親交のある芸能人の皆さんも応援に駆けつけて下さり華やかリサイタルとなりました。写真は、当日の様子です。

なかにし陽子さんホームページ
 








バンドリーダー小松真知子さんを囲んで。
タンゴクリスタルの皆さんと。
小松さんは、バンドネオン奏者の小松亮太さんのお母様です。



バイオリニスト(ビオラも演奏されます)の吉田篤さんと。

右からバンドネオン奏者の北村聡さん、
タンゴダンサーのヨシコさん。



母の日ということで急遽演奏することになった
「母の祈り」を作曲された
新進気鋭の作曲家アベタカヒロさんと。

2013年5月11日土曜日

小牧山城築城450年イベント結団式

小牧市味岡市民センター講堂にて小牧山城築城450年イベントとして開催される市民劇&PRアイドル「小牧戦国少女隊」の結団式が行われました。僕は、このイベントの音楽の作曲とエグゼクティブアドバイザーを担当させて頂くことになり、先日のキャストオーディション審査に引き続き結団式にも参列させて頂きました。
 講師&スタッフ紹介のほかキャストの自己紹介があり「演技でみんなが元気になれるよう頑張りたいです!」「小牧のPRを頑張りたいです!!」というまだ子どもなのに大人顔負けのコメントもあり嬉しく思いました。
 式の最後には、歌唱指導担当の藤田勝子先生が進行をして下さり、小牧戦国少女隊演舞曲「乙女笑顔道(おとめしょうがんどう)」(作詞:西本美香 作曲:安井正規)を音声合成ソフト初音ミクの歌声で、また市民劇エンディング曲「信長公によせて」(作詞:長谷川隆彦 作曲:安井正規)をソプラノの長江希代子先生に歌って頂き披露しました。
音声合成ソフトについては、保護者の中には知らない方もみえるので、簡単な解説と何等かの事情で視力や声帯を失った方、字が読めない幼児や外国の方のためにも音声合成の技術が使われていることを補足説明した上で楽曲をCDで流しました。
 僕としては、この結団式を大切にしたいと考えており小牧市役所文化振興課の職員の皆さん、指導スタッフの皆さんにご協力頂けたことに感謝しています。このところハードなスケジュールが続いていますが何とか乗り越えたいです。
                                                                   
 




2013年5月8日水曜日

なかにし陽子さん合わせリハ

12日、東京日本橋三越劇場で開催されるシャンソン・ポピュラー・タンゴ歌手なかにし陽子さんリサイタル合わせリハーサルでした。舞台スタッフの福田晴彦さん、林一郎さんも一緒に立ち会って頂き最終調整、打ち合わせを行いました。写真は、今回のリサイタルの舞台図面。
なかにし陽子さんホームページ

2013年5月6日月曜日

歌詞到着

脚本・作詞担当の西本先生から新曲の歌詞がメールで届きました。不思議とこの詞からも曲想やサビがすぐ浮かびました。若さ溢れるポップで爽やかなナンバーになりそうです。浮かんだメロディーを忘れないよう五線譜にメモしました。皆が元気になれる良い曲になりますように。

2013年5月4日土曜日

ボーカロイドから考える

世の中は、ゴールデンウィークだというのに仕事の日々。(涙)さて先日のブログでボーカロイドについて書きましたが、ボーカロイド「初音ミク」の人気曲「千本桜」を検索すると色々な人が様々な形でカバーしておりビックリ。気になった動画を下記に埋め込んでみました。僕が、学生時代に電子オルガンを演奏していてよく議論になることの一つに、オーケストラの作品やバンドの作品をトランスクリプションし演奏すると、一台(一人)でよくそんな演奏ができるね!と驚かれる一方でイミテーションだとか二番煎じというような批判を受ける場合があり、よく考えることがありました。後者の批判は、どちらかと言えば作曲の先生やクラシック、ポピュラーの問わず仕事として演奏に携わっている方やご自身が演奏される愛好家の方から出る意見で、一般の方からは、あまり出てこない意見です。
 下記ボーカロイドのカバー動画を見て感じることは、電子楽器や電子的な音響は従来アコースティックの所詮模倣、代用品とされてきましたが、アコースティック(人間的)がエレクトリック(非人間的、機械的)を模倣する時代となっていると感じるのです。以前は、チープと批判されてきた電子楽器のサンプリングされたストリングス(弦楽器)やブラス(金管楽器)の音でさえテレビやラジオ、インターネットで聞かない日はないほど普及一般化しているのです。また僕は、安易に電子楽器や電子的音響を推進しようとしているのではありません。ブラスバンドで、トランペットやホルンも演奏しましたし、生のピアノも必要があれば演奏します。前述の批判は、単なる個人の価値観や趣味趣向の押し付けであり、論理的根拠に乏しいと感じるのですね。
 ボーカロイドでは、人間では出来ないような高速発音、高低差のある楽曲も演奏できます。こうした非人間的とされた楽曲をも若い人たちの中には情熱?をもってコピーし超人的な高速発音や通常では考えられないような高低差のある楽曲をマスターし動画にアップしている人がいるのです。つまり、オーバーに言えばボーカロイド作品が人間の可能性を拡げている?とも言えるのです。
また、こうした技術は様々な事情で声帯を失った人達のために応用されたり、医療分野にも応用されていると聞きます。
 会議や打ち合わせで、知人からもよく聞く痛いパターンとして、「分からない」「未知」という理由を素直に表現できず感情的に「これ嫌い!」「好かん!」と言って頑(かたく)なに拒否し、その場にいる人達が口を閉ざしてしまう状況に時々遭遇するのですが、どんな分野であれ異なるものを排除するだけでなく、新しいもの目を向けたり他を認め受け入れる寛容さも必要と言いたいのですね。そうした柔軟な態度が変化の激しい時代で淘汰されず生き残る術ではないかと考えるのです。
 様々な意見や批判が世の中にはありますが、それが同人世界での話であったり、趣味趣向の範囲、価値観の押し付けであるのか、根拠に基づいた多くの人に向けた進歩的な意見かどうか見極める必要がありそうです。


 

↑オリジナルの初音ミク「千本桜

↓「千本桜」の様々なカバー



↓高速発音部分が話題となった「初音ミクの消失」(4:00位から)


↑高速部分を頑張って歌う動画!!

2013年5月1日水曜日

ボーカロイド

注文していたボーカロイドソフトが届きました。ワープロのように歌詞を打ち込み音程とリズムを入力すれば歌ってくれるというパソコンソフトです。小牧イベントのオーディションの時、何人かの子ども達がボーカロイドの楽曲を歌っていました。以前は、アンダーグラウンドな一部のコア層で流行っている感じがありましたが、若い人達がカラオケで普通に歌っていたり小学校のお昼の放送でも流れているようで、もはや市民権を得ている感があります。また、伴奏は人間が演奏し歌手はボーカロイドが担当するというコンサートも開催されニュースで取り上げられています。写真は、ボーカロイドの代名詞「初音ミク」。早速打ち込んでみましたが、そのゆるくて幼い声の感じは、生身の人間では出せない魅力があり、キャラクターのイメージと相まって憎めないですね。日本のみならず世界でヒットする意味がわかる気もします。一方でこうした先進テクノロジーを駆使した音楽表現を否定する意見もあるわけですが、このソフトを製作したのは人間でそれを操作するのも人間なのです。また自然とされるホールの音響でさえも人工的に作られた世界なのです。よくアコースティックか電子楽器とかアナログかデジタルかというような議論がありますが、この議論をする事自体がナンセンスなのです。

↑「初音ミク」コンサート動画
↑ボーカロイドとオーケストラの共演。