2016年5月18日水曜日

アレンジ佳境&DTM



















打ち込みの画面。もう少しDTMテクニックを磨きたいところ。
これからフラムやゴーストノートと呼ばれるグルーブ感やニュアンスを出す
隠し味的な音を追加していきます。

引き続き、よさこい曲のアレンジ作業に追われています。今回、アニソンをテイストを入れるためアニソンの名曲のアレンジを分析、研究しているのですが、改めて「ははあー!!よく出来ているなあ!」と思っています。

最近のアニソン楽曲を分析しているとメロディーとアレンジがセットになって出来ている楽曲が多いと感じます。
これはどういう意味かというと、通常、伴奏が「ジャッジャッジャジャン!!」と一斉にアクセントを演奏する「キメ」と呼ばれるものがメロディのフレーズそのものがキメになっていたり、メロディーが転調を誘発する伏線となっているのです。
また、サビ前でエネルギーを十分ため、サビで一気に爆発させるというように、短い1コーラスの中で起承転結のようなものがちゃんと感じられます。

メロディが自然と伴奏の展開を指示くれるかのような曲になっているのです。
でも計算されているのに、わざとらしくない、、、。
こういうタイプの曲はどのような行程で出来ているのだろう?と興味や探究心が湧いてきます。
きっと、コンペを勝ち抜き、練りに練られた楽曲なのかもしれません。
 
 もともと僕がオリジナルを書き始めたのは、自分が電子オルガンで演奏することがきっかけでした。
 その頃は、まさか作家として自分の曲を人に演奏頂いたり、歌ってもらったり、踊ってもらったり、テレビなどメディアに使ってもらったりという展開になるとは、夢にも思ったこともなかったです。

 依頼を受け作曲する場合、「〜風に」とか「〜ぽい感じ」とか発注者の希望が必ずあり、それに応えることも、もちろん重要ですが納期という制約も守らなければなりません。音楽は、終わりのない道であり、もっとこうしたいという欲求との闘いなる時もあります。また、予算内に収めなくてはなりません。
近年のDTM(デスクトップミュージックの略)の進化は著しく、自分の場合、DTMスキルを作曲とともに向上させることが必須だと感じます。色々、研究すればするほど自分に足りないものが見えてきてます。
仕事を頂いた時、心がけていることがあります。それは、そのプロジェクトで小さくて良いから新たな挑戦をするということです。挑戦する以上、研究しなければなりません。今回の挑戦は「歌謡曲(アニソン)のメロディラインの分析・研究」といったところです。

曲のタイトルは、「そして未来へ」に決まりました。同時進行で別の案件もあり、大変ですが頑張りたいです。


↑オリジナル「信長が翔る!」は、演出の先生から、とにかく大河ドラマOP風に!!とリクエストがあり作った曲です。
この時は、舞台音楽なので20曲近くを数ヶ月で書かなくていけなくて
中々大変でした。劇伴を専業とされている作家さんはもっと過酷なスケジュールで作曲しているかと思うと本当に頭が下がります。
























































↑気晴らしに、松坂屋美術館で開催されている
〜マーガレット・別冊マーガレット 少女マンガの半世紀〜
「わたしのマーガレット展」に行ってきました。
少女マンガって読んだことなくて大きな瞳に
星がたくさんというイメージがありましたが、
ギャグ漫画とかオカルトっぽい作品もあって中々興味深かったです。

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