2017年8月10日木曜日

会場下見&小学校視察&ピアノレッスン&講師ミーティング

秋に「電子楽器から始めるICT音楽教育〜電子キーボード活用のススメ〜」と題して春日井市音楽研究会主催の講座を担当させて頂くのですが、その会場下見を兼ねて会場となる春日井市文化フォーラム視聴覚ホールで開催の教職員夏期研修会「音楽実技講座 伝統芸能」に伺ってきました。

テーマは伝統芸能の中でも「能楽」で、会の前半は春日井市立松原中学校音楽科教諭で声楽家の長江希代子先生による講義、後半は、能楽「宝生流」の竹内先生、玉井先生、松浦先生による演舞、解説とワークショップという内容でした。

長江先生が以前から企画準備を重ねてきたという研修会で、中々触れる機会のない「能楽」をとてもわかりやすくレクチャーされており、能の世界で大切にされている「日本の伝統美」を考えたり「古今東西を問わない人間模様・普遍的テーマ」を認識したりしました。

ワークショップでは、実際に足袋を履いて面(おもて)を付け、「すり足」の体験コーナーもありました。会場下見のつもりで伺った研修会でしたが、奥深い伝統芸能の世界にふれとても勉強になり、楽しい時間を過ごせました。





昼食を、能楽の先生や長江先生達とご一緒し、午後からは、味美小学校へ。
前述の僕が講師を務めさせて頂く講座は、学校の先生方のための講座なのですが春日井市の小学校が普段どのような電子楽器が設備されているのか、またその使用状況を確認把握するため、視察させて頂きました。味美小学校音楽専科教員の桑原先生お忙しい中、ご協力頂きありがとうございました。
また、長江先生から春日井市で使われている教科書一式をお借りできたので、教材研究をして教科書に沿った実践的な講座を行えたらと思っています。

カシオ製電子ピアノ

ヤマハ製学校用オルガン





スズキ製学校用オルガン



ヤマハ製ハーモニーキーボード

春日井市で採択されている小学校音楽の教科書

春日井市で採択されている中学校音楽の教科書


小学校視察を終えて音楽教室のピアノレッスン。弾き語りを習いたいという男性の方がご入会くださり、初回のレッスンでした。弾き語りを始め、ジャズポピュラーでは、どうしても外せないコードや音楽理論の学習を中心にレッスンをさせて頂きました。

お粗末ですが即席のフラッシュカードを作り、まずはルート(根音)、メジャー(長三和音)、マイナー(短三和音)の仕組みの確認や半音づつ上行しながら全調に渡りピアノで各和音を押さえて頂き、響きや指のポジションを確認しました。
弾き語りができるよう僕も最大限サポートさせて頂きたいと思っています。


そして夜は、音楽教室の講師ミーティング。ギターの吉川先生とピアノの服部先生が僕の事務所にお越しくださいました。普段音楽教室ではゆっくりお話する機会がないので、色々な話ができました。
バンドマンのギタリスト吉川先生と
顔出しNGのピアノ講師の服部先生


何かとバタバタな1日でしたが、収穫になることが多い1日でした。忙しく暑い日が続き、バテ気味ですが、お盆休みまであと少し、乗り切りたいです。


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